3月15日(月)                 開会の挨拶

(13:30〜14:30) 【特別講義】 社会学習理論からみた健康づくり 講師 園田 順一 鹿屋体育大学
司会 佐久本 稔 福岡女子大学
(14:40〜16:00) 【シンポジュウム1】 子どものためのストレスマネジメント教育の実際 講師 山中 寛 鹿児島大学 教育学部

−学校全体で取り組むストレスマネジメント教育の実際−

講師 吉岡 一徳 鹿児島大学 附属中学校
  司会 橋本 公雄 九州大学
(16:10〜17:30) 【一般研究発表】  座 長 秦泉寺 尚 宮崎大学 教育学部

1. 16:10〜16:22

高齢者の精神的健康度と関連する健康習慣および日常生活活動能力(ADL)   安永 明智 宮崎産業 経営大学非常勤

2. 16:22〜16:34

中学生の水泳の授業における自己効力感、学習方略、成果の認識の関係   小橋川 久光 琉球大学

3. 16:34〜16:46

運動に伴う感情の変化のメカニズムの検討 -とくにα波の出現を中心として-   橋本 公雄 九州大学

16:46〜16:58

---------------- 質疑応答 ------------      
  座 長 山内 正毅 長崎大学

4. 16:58〜17:10

自己効力感が一定負荷運動後の気分及び感情に及ぼす影響   岡崎 哲哉 福岡大学 大学院

5. 17:10〜17:22

スポーツクラブ会員のトレーニング継続と自己効力感   別府 倫和 宮崎大学 大学院

6. 17:22〜17:34

体育学習における動機づけと自己調整学習の関係   村上 雅彦 琉球大学 大学院

17:34〜17:46

---------------- 質疑応答 ------------      
(18:00〜20:00) 【懇親会】

 

3月16日(火)

( 8:30〜 9: 50) 【ポスター発表】  

コーディネーター

下園 博信 福岡大学 非常勤講師

A-1

漸進性弛緩法が心理的状態に与える即時的効果についての研究  林 朋 鹿児島大学大学院

A-2

動作法の適用がスポーツ選手の動作改善及び心理的変容に及ぼす効果に関する研究

−大学サッカー選手への適用を通して− 

山口 芳野 鹿児島市立

少年自然の家

A-3

集中力トレーニングにおける脳波と皮膚表面温度の変化  渡辺 修 福岡大学

A-4

目標志向性、自己効力感が間欠式OBLAトレーニングの効果に及ぼす影響

-大学女子バスケットボール選手の事例から-

山津幸司  福岡大学
 
 

コーディネーター

伊藤 友記 福岡大学 非常勤講師

B-1

組織キャンプ参加とメンタルヘルスの関連性についての研究 西田 順一 九州大学 大学院

B-2

スポーツ選手のメンタルヘルスに関する研究 村上 貴聡 九州大学 大学院

B-3

Female Athlete Triadの予防に関する考察-女子体操選手の調査から-  大場 ゆかり 九州大学 大学院

B-4

本学部生におけるスポーツカウンセリング意識に関する調査  今村 律子 福岡大学 研究生
  
  

コーディネータ−

山口 幸生 福岡大学

C-1

定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(1

−アクアビクスプログラムについて−

小篠洋子 (株)メルヘンスポーツ

C-2

定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(2)

−POMSや自己効力尺度などを通して− 

黒田武志 鹿児島大学 教育学部

C-3

定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(3)

−インタビュー調査を通して−

吉松 香代 鹿児島大学 教育学部

C-4

水泳実習によって向上した一般的自己効力感の時間経過による変容について 朱 鋒 鹿児島大学 大学院

C-5

運動継続時間が感情変化に及ぼす影響 鍋谷 照 九州大学 大学院

C-6

運動負荷及び精神負荷時の発汗、皮膚温、皮膚血流量変化の検討 山内 正毅 長崎大学

C-7

更年期女性の不定愁訴に及ぼす運動の影響 -運動種目に着目して- 上田 真寿美 九州大学 大学院
(10:00〜11:00) 【特別企画1】 心理的スキルのトレーニングについて 講師 ダニエル・スミス シンガポール工科大学
  司会 徳永 幹雄 九州大学
(11:10〜12:10) 【特別企画2】 チームスポーツの競技力向上 講師 松沢 隆司 鹿児島実業高校

−私の指導法−

司会 磯貝 浩久 九州工業大学
(12:20〜13:10) 【昼 食】 【理事会】
(13:20〜13:50) 【総会】
(14:00〜15:20) 【一般研究発表】 座 長 山本 勝昭 福岡大学

1. 14:00〜14:12

ゴルフのパッティングにおけるラテラリティとパフォーマンスの関係 那覇 史人 鹿屋体育大学 大学院

2. 14:12〜14:24

陸上長距離選手の心理的コンディショニングとパフォーマンスの関係  杉山 佳生 鹿屋体育大学

3. 14:24〜14:36

Jリーガーの自信の源-自己効力感に影響を及ぼす要因についての検討-   磯貝 浩久 九州工業大学

14:36〜14:48

----------------質疑応答 ------------
    座 長 小橋川久光 琉球大学

4. 14:48〜15:00

チームスポーツのメンタルコンディショニングについての研究 下園 博信 福岡大学 非常勤講師

5. 15:00〜15:12

運動遂行時における自己効力感、原因帰属、心理状態、成功・失敗感、パフォーマンスの関係 内山 年明 鹿屋体育大学 大学院

15:12〜15:20

---------------- 質疑応答 ------------

(問い合わせ先)〒814-01 福岡市城南区七隈8丁目19−1福岡大学スポーツ科学部内 九州スポーツ心理学会事務局(理事長 山本勝昭)

TEL: 092 (871) 6631 (庶務担当 山口幸生 Ex 6751 ) FAX: 092(865)6029 E-Mail: yukio@jsat.fukuoka-u.ac.jp

一般発表要旨

3月15日(月) (16:10〜17:30)

1. 16:10〜16:22 高齢者の精神的健康度と関連する健康習慣および日常生活活動能力(ADL)

○安永 明智(宮崎産業経営大学非常勤) 谷口幸一

「超高齢化社会」を迎えるにあたり、高齢者は自ら生き甲斐を持ち、自立した生活が送れるように「生活の質(Quality of Life)」を高めて、身体的活動能力のみならず、精神的健康に関しても高いレベルで維持していく必要がある。そこで本研究では、60歳以上の在宅高齢者を対象として、質問紙法により、精神的健康度(主観的幸福感)と健康習慣や日常の生活活動能力(ADL)との関連を調べることを目的とした。[BACK]
2. 16:22〜16:34 中学生の水泳の授業における自己効力感、学習方略、成果の認識の関係

○小橋川 久光(琉球大学)

160名の女子中学生を対象に、授業前の水泳に対する自己効力感、運動一般の自己効力感、および授業中の学習方略、授業後の水泳に対する自己効力感と運動一般自己効力感、授業に対する成果の認識(取り組みと達成感)の関係を、重回帰分析によって、時系列的に分析を試みる。学習方略は、「めあて学習方略」など6因子22項目からなる質問項目によって構成されている。学習方略に関する研究は体育学習においてはいられなく、研究の意義があると考える。[BACK]
. 3. 16:34〜16:46 運動に伴う感情の変化のメカニズムの検討 -とくにα波の出現を中心として-

○橋本 公雄, 徳永 幹雄, 斉藤 篤司 (九州大学 健康科学センター)
鍋谷  照, 西田 順二(九州大学 大学院人間環境学研究科)

運動に伴う感情の変化のメカニズムを説明する仮説として、気晴らし仮説、温熱仮説、β−エンドロフィン仮説など種々あるが、決定的なものはない。そのメカニズムの解明に、最近脳波を用いた新たなアプローチが試みられている。そこで本研究でも、運動後のポジティブな感情の変化過程と脳波、とくにα波との対応関係を調べたので報告する。[BACK]
4. 16:58〜17:10 自己効力感が一定負荷運動後の気分及び感情に及ぼす影響

○岡崎 哲哉(福岡大学 大学院) , 山本勝昭(福岡大学)

同じ運動を行うにしてもその運動に対する認知の違いにより、運動の心理的効果は異なるであろうという仮説をもとに、今回その認知変数として自己効力感、結果期待、価値を取り上げ比較検討した。それらを意図的に高めることにより運動の更なる心理的効果を期待し実験を試みた。その結果、一部の認知変数において気分の改善量に違いが見られた。[BACK]
5. 17:10〜17:22 スポーツクラブ会員のトレーニング継続と自己効力感

○別府 倫和(宮崎大学 大学院), 秦泉寺 尚(宮崎大学)

自己効力が課題遂行に際しての努力に影響を及ぼすということを検証するため、前回(1998)スポーツクラブの会員(N=105)を対象に自己効力とトレーニング頻度との関連性を調査したが、自己効力測定以前のトレーニング頻度を変数として扱っているという問題点が指摘された。そこで、自己効力測定以後、1年間のトレーニング頻度を調査し、両者の関連性についての分析を行った。また、トレーニングを継続している者と退会した者の自己効力に差がみられるかについても検討を加えた。[BACK]
6. 17:22〜17:34 体育学習における動機づけと自己調整学習の関係

○村上 雅彦(琉球大学 大学院 教育学研究科)

 体育学習における動機づけが、授業での自己調整学習にどのように関わっているのかを調査した。調査対象者は沖縄県内のM中学校1〜3年の生徒(約500名)である。動機づけとして自己効力感、学習動機、好き嫌いの項目、自己調整学習としてのメタ認知方略、認知方略、努力調整方略、他者依存方略の項目をそれぞれ独自に作成し、使用した。これらの項目の関係を分析し、発表する。[BACK]

【ポスター発表】

3月16日(火) ( 8:30〜 9: 50)

A-1 漸進性弛緩法が心理的状態に与える即時的効果についての研究

○林 朋(鹿児島大学大学院), 田崎 智佳子,山中 寛(鹿児島大学)

本研究は、心理的スキルトレーニングの一日講習に参加した大学生を対象とし、漸進性弛緩法適用前後の心理的変化について検討した。講習で被験者は、まずリラクセーションについてのガイダンスを受けた。その後、漸進性弛緩法によるリラクセーション訓練を試み、その前後に状態不安、POMS簡略版の測定を受けた。その結果、一回の> リラクセーションを行うだけでも不安傾向、気分状態に肯定的な変化が現れることが明らかとなった。[BACK]
A-2 動作法の適用がスポーツ選手の動作改善及び心理的変容に及ぼす効果に関する研究
-大学サッカー選手への適用を通して-

○山口 芳野(鹿児島市立少年自然の家), 山中 寛(鹿児島大学)

大学生サッカー選手に対して、動作法による基本的動作訓練を適用し、身体操作及び心理的競技能力について検討した。その結果、キック動作については直接的な訓練を行っていないにもかかわらず、その効果が認められた。また、心理的競技能力診断調査から、自己コントロール能力及び協調性といった項目に改善が認められた。これらのことから、動作法による基本動作訓練は、有効であることが示唆された。[BACK]
A-3 集中力トレーニングにおける脳波と皮膚表面温度の変化

○渡辺 修, 宮平匡太,  山本勝昭, 徳島了 (福岡大学)

集中した状態を脳波や皮膚温などの生理的指標によって説明しようと試みる研究は数多く報告されているが、一致した見解はみられない。本研究では、集中力トレーニングをおこない、その前後で脳波と皮膚表面度に変化がみられるのかを実験的に検証した。実験群は5回の集中力トレーニングをおこなったが、トレーニング後に脳波の変化はみられなかった。皮膚表面度では顔の3ヶ所を測定したが、両群ともに集中力課題遂行時に温度が上昇する傾向を示した。また上昇する部位は、経穴といわれる晴明、承位、四白の部分を中心に上昇することが、サーモグラフィの画像により確認された。[BACK]
A‐4 目標志向性、自己効力感が間欠式OBLAトレーニングの効果に及ぼす影響
-大学女子バスケットボール選手の事例から-

○山津幸司, 久保晃信, 進藤宗洋(福岡大学スポーツ科学部)

本研究の目的は、目標志向性、自己効力感が、間欠式OBLAトレーニングの生理心理的効果に及ぼす影響を検討することである。被験者は、大学女子バスケットボール選手21名で、週3回の間欠式OBLAトレーニングを4週間行った。その結果、身体的自己効力感、OBLAに相当する仕事率、マルチステージ・フィットネステストのパフォーマンスで改善がみられた。さらに、目標志向性、特性的自己効力感がトレーニング効果に及ぼす影響ついての検討も行った。[BACK]
B-1 組織キャンプ参加とメンタルヘルスの関連性についての研究

○西田 順一(九州大学 大学院), 橋本公雄, 徳永幹雄(九州大学健康科学センター)

自然の中での集団交流を主目的とする組織キャンプは、児童におけるメンタルヘルスを改善させる場として考えられる。本研究では、2泊3日の短期間の組織キャンプへの参加が児童のメンタルヘルスにどのような変化を及ぼしたのか、そして組織キャンプとメンタルヘルスの関連性について明らかにすることを目的としている。調査はK市のスポーツ少年団が実施したサマーキャンプにおいて、小学生73名を対象に行われた。[BACK]
B-2 スポーツ選手のメンタルヘルスに関する研究

○村上 貴聡(九州大学 大学院) , 徳永幹雄(九州大学健康科学センター)

本研究では、スポーツ選手の競技場面、日常生活での心の健康を診断する尺度を作成し、心理的競技能力とどのような関係があるのかを検討することを目的とした。今回は、競技場面・日常生活での心の健康を評価する尺度の開発とその有効性について報告する。調査対象は、高校・大学の運動部所属者約600名を対象とし、1998年11月〜12月に調査した。[BACK]
B-3 Female Athlete Triadの予防に関する考察-女子体操選手の調査から-

○大場ゆかり(九州大学大学院), 徳永幹雄(九州大学健康科学センター)

Female Athlete Triad (:FAT)は,女性アスリートにみられる食行動異常・無月経・骨粗鬆症の3症候の相互の関連性を指摘したものである.FATの身体症状は自覚されにくく,生涯にわたって影響をもたらすこともあり,予防と早期発見が重要となってくる.そこで,FAT の予防のためのアスリート教育という観点から,FATの発症が多い女子体操選手の「身体症状」,「食行動」及び「セルフエスティーム」について調査を実施し,その結果について考察した.[BACK]
B-4 本学部生におけるスポーツカウンセリング意識に関する調査

○今村 律子(福岡大学 研究生)

近年、スポーツのさまざまな場面で心理的な側面が重視されているが、まずスポーツ選手自身が心理学的援助をどのように捉えているのか、さらにどのような援助を必要としているのかを知る必要があると思われる。スポーツを取り巻く状況には、スポーツ選手に多くの心理的負担を強いるものがある。そこで、それらの心理的な側面を処理し、問題を解決・克服する為の援助として、「スポーツカウンセリング」についての意識調査を行ない実態の把握を目的とすることにした。[BACK]
C-1 定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(1)
−アクアビクスプログラムについて−

○小篠 洋子(株メルヘンスポーツ), 黒田 武志, 吉松 香代(鹿児島大学教育学部)
山中 寛(鹿児島大学)

アクアビクスとは水中で行われるエアロビクスダンスのことである。音楽に合わせてリズミカルに動くことにより気分を高揚させたり,リラックスさせることができ,泳力に関係なく気軽に楽しむことのできるスポーツである。アクアビクスは身体にかかる負荷が少なく全身の筋肉を使い特別な技術も必要としないため高齢者に適していると言える。本研究では,アクアビクスが高齢者の健康に及ぼす効果を明らかにすることを目的とし,高齢者のためのアクアビクスプログラムを検討した。[BACK]
C-2 定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(2)−POMSや自己効力尺度などを通して−
○黒田 武志(鹿児島大学教育学部), 小篠 洋子(株メルヘンスポーツ)
吉松 香代(鹿児島大学教育学部), 山中 寛 (鹿児島大学)

本研究は,高齢者を実験群と統制群の2群に分け,定期的なアクアビクスが心理的健康に及ぼす影響を検討した。具体的には,運動実施初期及び後期に,気分状態を測定するPOMSや身体的自己効力感尺度などの質問紙調査を実施した。その結果,実験群において肯定的感情の増加が見られ,定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に効果的であることが示唆された。[BACK]
C-3 定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に及ぼす影響に関する研究(3)−インタビュー調査を通して−

○吉松 香代(鹿児島大学教育学部), 小篠 洋子(株メルヘンスポーツ)
黒田 武志(鹿児島大学教育学部), 山中 寛 (鹿児島大学)

本研究は,高齢者を対象とし,定期的なアクアビクスが心理的健康に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。量的なデータを考慮しながらインタビュー調査により得られる質的データの検討を行った。その結果,インタビュー調査においても運動の効果や日常生活における肯定的変化を示す報告が見られた。このことから,定期的なアクアビクスが高齢者の心理的健康に効果的な影響を及ぼすことが示唆された。[BACK]
C-4 水泳実習によって向上した一般的自己効力感の時間経過による変容について

○朱 鋒(鹿児島大学大学院), 山中 寛(鹿児島大学)

先行研究では、運動によって変化した一般的自己効力感(GSE)の継時的変化に関する研究は、あまり行われていない。そこで本研究では、水泳実習によって高まった一般的自己効力感(権丈、1998)が、1年後にどのようにしているかについて坂野らのGSE得点を用いて、自己効力感の高低を配慮して検討する[BACK]
C-5 運動継続時間が感情変化に及ぼす影響

○鍋谷 照(九州大学大学院), 橋本 公雄(九州大学健康科学センター)

終末努力という言葉があるが、人間は誰しも終わりが見えると頑張りたくなるものである。 クレペリン作業検査などにはこのような傾向が顕著に現れる。運動による感情の変化にも、この様な傾向がみられはしないだろうか。本研究は健康な男性を対象とし、時間認知が、感情変化に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。運動時間を10分と15分に設定したトレッドミルランニングを、2条件の運動課題として与えてその違いを検証した。[BACK]
C-6 運動負荷及び精神負荷時の発汗、皮膚温、皮膚血流量変化の検討

○山内 正毅(長崎大学), 近藤礼子(長崎大学教育学部)

運動負荷および精神負荷中の発汗(手掌のみ)、皮膚温と皮膚血流量を観察し、手掌と耳朶の両部位の反応を比較検討することを目的とした。健康な男子学生36名に対し、平均室温23.6℃±0.77℃にて暗算(引き算、2分間)とハンドグリップによる掌握運動(回転力15kg、60回/分、2分間)を実施した。暗算時での手掌と耳朶の対応関係について興味ある結果が得られたので報告する。また、手掌発汗の影響についても報告する。[BACK]
C-7 更年期女性の不定愁訴に及ぼす運動の影響 -運動種目に着目して-

○上田 真寿美(九州大学 大学院), 徳永幹雄, 橋本公雄(九州大学)

更年期女性には,自律神経失調症を中心とした不定愁訴,いわゆる更年期障害が現れる.著者らは,運動がこれらの不定愁訴を軽減するとの仮説から,ライフステージの運動経験と更年期障害の関係について検討した.その結果,更年期障害は閉経前後の運動経験と有意に関連し,運動経験者は,脱力感,いらだち及び抑うつなどの心理的症状が低かった.本研究では,運動経験の内容,特に種目による影響について検討したので報告したい.[BACK]

一般発表要旨

3月16日(火)(14:00〜15:20)

1. 14:00〜14:12 ゴルフのパッティングにおけるラテラリティとパフォーマンスの関係

那覇 史人(鹿屋体育大学 大学院)

狙いを定めることが重要であるとされるスポーツ種目において、身体のラテラリティはパフォーマンスを決定する重要な要因であると考えられている。そこで本研究では、体育大学生を対象にゴルフのパッティング課題を用いて、視覚的知覚、感覚的知覚、パッティングパフォーマンスを測定することにより、個人のもつラテラリティ特性がパフォーマンスへ与える影響について分析、検討を行った。[BACK]
2. 14:12〜14:24 陸上長距離選手の心理的コンディショニングとパフォーマンスの関係

○杉山 佳生, 松村 勲 (鹿屋体育大学)

陸上競技の長距離走において、身体能力の発揮には、身体的コンディションだけではなく、心理的コンディションも大きく影響していると推測されている。そこで、本研究では、大学男子陸上長距離選手を対象として、試合1週間前、3日前、1日前の心理的コンディションをPCI(心理的コンディションインベントリー)を用いて測定し、心理的コンディションとパフォーマンスとの関係を検討することにした。[BACK]
3. 14:24〜14:36 Jリーガーの自信の源-自己効力感に影響を及ぼす要因についての検討-

○磯貝浩久(九州工業大学), 徳永幹雄(九州大学)、佐藤誠(九州産業大学)、倉田安治(アビスパ福岡)

スポーツ選手の自信は、自己効力感等の心理学的な概念で捉えられるようになり、それらに影響を及ぼす要因について検討が進められている。本研究は、自己効力感に関する従来の理論や知見が、トップレベルにあるJリーガーにどの程度適用されるのかを明らかにすることを目的とした。前試合での勝敗、パフォーマンスの主観的評価、目標の達成度、試合の満足度、目標志向性等の要因が自己効力感にどのように影響するかについて報告したい。[BACK]
4. 14:48〜15:00 チームスポーツのメンタルコンディショニングについての研究

下園 博信(福岡大学 非常勤講師)

競技者のメンタルコンデショニングがパフォーマンスに関係し,ゲームに向けた競技者のコンデション作りの上で,フィットネスやスキルと同様に重要であることは多くの研究により報告されている.今回の研究ではチーム(ラグビーフットボール)のゲーム前のメンタルコンデションについてDIPS-B.1の調査結果とゲームパフォーマンス分析の関係から,ゲーム前にどのようなコンデショニングが必要かを検討する.[BACK]
5. 15:00〜15:12 運動遂行時における自己効力感、原因帰属、心理状態、成功・失敗感、パフォーマンスの関係

内山 年明(鹿屋体育大学 大学院)

Bandura(1977)の提唱した自己効力感やWeiner(1972)の提唱した原因帰属は、後続の行動に大きな影響を与えるものとされ、こうした個人の認知は大変重要な問題であると思われる。そこで本研究では、自己効力感や原因帰属に着目し、これらの認知と課題試行前の心理状態やパフォーマンス、成功・失敗感との結びつきや認知の相違による課題試行前の心理状態やパフォーマンスへの影響について分析・検討した。[BACK]
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