|
第13回九州スポーツ心理学会
(平成12年3月6日 更新)
|
| 日 時: | 平成12年3月11日(土) 13:30〜18:00 | (受付12:30〜) |
| 平成12年3月12日(日) 8:30〜15:00 | (受付 8:00〜) | |
| 会 場: | アクシオン福岡 | TEL 092-611-1717 FAX 092-611-1600 |
| 参加費: | 会員 4,000円 大学院生 3,000円 一般 2,000円 大学生 1,500円(抄録代含む) | |
| 3月11日(土) | |||||
| (13:30〜13:35) | 【会 長 挨 拶 】 | 佐久本 稔 | 福岡女子大学 | ||
| (13:40〜14:40) | 【特 別 講 義】 | 健康心理学からみたストレス・コントロール | 講 師: | 津田 彰 | 久留米大学 |
| 司 会: | 徳永 幹雄 | 九州大学 | |||
| (14:50〜15:40) | 【一般研究発表】 | 座 長: | 橋本 公雄 | 九州大学 | |
| 1. 14:50〜15:02 | 体育授業のポジティブメンタルヘルス | 山本 勝昭 | 福岡大学 | ||
| 2. 15:02〜15:14 | 高齢者の健康教室参加者におけるADL・活動能力の特徴とメンタルヘルスの変化 | 安永 明智 | 九州大学大学院 | ||
| 3. 15:14〜15:26 | 組織キャンプ体験が児童のメンタルヘルスに及ぼす効果とその持続性 | 西田 順一 | 九州大学大学院 | ||
| 15:26〜15:40 |
---------------- 質疑応答 ------------ |
||||
| (15:50〜16:50) | 【特別企画1】 | 熊本国体選手の心理的スキルトレーニング | 講 師: | 岩崎 健一 | 熊本大学 |
| 司 会: | 伊藤 友記 | 久留米大学研究員 | |||
| (17:00〜18:00) | 【施設見学】 | ||||
| (18:10〜20:00) | 【懇 親 会】 | ||||
| 3月12日(日) | |||||
| ( 8:30〜 9:20) | 【一般研究発表】 | 座 長: | 磯貝 浩久 | 九州工業大学 | |
| 4. 8:30〜 8:42 | 中学生の水泳学習における学習方略の使用を規定する要因、及び学習方略の使用がパフォーマンスと動機づけに及ぼす影響 | 村上 雅彦 | 琉球大学大学院 | ||
| 5. 8:42〜 8:54 | 中学生のバレーボールにおけるアンダーハンドレシーブの技術認識と 学習方略の関係 |
諸見謝 尚 | |||
| 6. 8:54〜 9:06 | 福岡県国体選手の競技成績と国体前の心理的準備に関する調査 | 渡邊 修 | 福岡大学 | ||
| 9:06〜 9:20 |
---------------- 質疑応答 ------------ |
||||
| ( 9:30〜10:30) | 【特別企画2】 | ソーシャル・スキルについて | 講 師: | 杉山 佳生 | 鹿屋体育大学 |
| 司 会: | 小橋川 久光 | 琉球大学 | |||
| (10:40〜11:40) | 【特別企画3】 | ピークパフォーマンスへ及ぼす心理的介入の効果 | 講 師: | 光安 信次 | 福岡大学大学院 |
| 司 会: | 山本 勝昭 | 福岡大学 | |||
| (11:40〜12:50) | 【昼 食】 【理事会】 | ||||
| (12:50〜13:30) | 【総 会】 | ||||
| (13:30〜15:00) | 【ポスター発表】 | コーディネーター | 徳島 了 | 福岡大学 | |
| A-1 | スイミングスクールにおけるストレスマネジメント教育の効果に関する研究 | 小篠 洋子 | メルヘンスポーツ | ||
| A-2 | チームスポーツのメンタルコンデショニング 〜試合前のメンタルコンデショニングについて〜 |
下園 博信 | 福岡大学 非常勤講師 |
||
| A-3 | スポーツにおける個人志向性・社会志向性尺度の作成 | 磯貝 浩久 | 九州工業大学 | ||
|
コーディネーター |
瀧 豊樹 | 第一経済大学 | |||
| B-1 | スポーツ選手のメンタルヘルスに関する研究 | 村上 貴聡 | 九州大学大学院 | ||
| B-2 | 運動・スポ−ツ経験によるライフスキル評価尺度の開発 | 吉田 安宏 | 九州大学大学院 | ||
| B-3 | イメージ方略とバイオフィードバックのリラクセーション効果 | 藤 征光 | 福岡大学大学院 | ||
| B-4 | 動的状況下における時間評価の特性 | 伊藤友記 | 久留米大学研究員 | ||
特別講演 要旨
| テーマ: | 健康心理学からみたストレス・コントロール |
| 講 師: | 津田 彰 (久留米大学) |
| 【戻る】 | 健康の維持,増進にとってストレス・コントロールは重要である.ここでは,健康心理学的視点からパフォーマンスの不安や失敗,達成などのストレスのメカニズムとそのコーピングについて述べるとともに,そのストレス・コントロールとヘルスカウンセリングの実際について話題提供する。
|
特別企画2 要旨
| テーマ: | ソーシャル・スキルについて |
| 講 師: | 杉山 佳 生 (鹿屋体育大学) |
| 【戻る】 |
ソーシャル・スキル(社会的スキル)とは対人場面において他者と関係したり相互作用を行ったりする際に用いられる能力や技能のことであるが、その具体的な内容や構造を、ソーシャル・スキル測定尺度や関連尺度の分析を通して吟味する。 また、これらの研究をスポーツ競技場面へ応用した試みについて紹介するとともに、今後の研究の可能性について討議する。 |
一般発表要旨
| 1. | 体育授業のポジティブメンタルヘルス |
| 【戻る】 | ○山本 勝昭(福岡大学)、佐久本
稔、篠崎 俊子(福岡女子大学)、徳島 了(福岡大学) 大学の体育授業前後の積極的精神健康度の変化とそれに及ぼす、個人要因(態度、体力、肥満度)の検討を行ってきた。今回は、指導者要因と運動種目要因を統一するために、授業種目を合わせて、積極的精神健康度、MCTU型、健康度調査とCMIとの関連について調べたので報告する。 |
| 2. | 高齢者の健康教室参加者におけるADL・活動能力の特徴とメンタルヘルスの変化 |
| 【戻る】 | ○安永 明智(九州大学大学院)、徳永幹雄、橋本公雄(九州大学健康科学センター) 本研究は、運動実践(ウォーキング・ストレングストレーニング・ストレッチなど)を含んだ高齢者のための健康教室への参加者(65歳以上の在宅高齢者30名)を対象として,その参加者のADLや活動能力の特徴や、教室参加前後の抑うつや不安などのメンタルヘルスの変化について報告する. |
| 3. | 組織キャンプ体験が児童のメンタルヘルスに及ぼす効果とその持続性 |
| 【戻る】 | ○西田 順一(九州大学大学院)、徳永幹雄、橋本公雄(九州大学健康科学センター) 近年、メンタルヘルスの改善・向上を図るための方法として、漸進的筋弛緩法や腹式呼吸など様々な試みが報告されている。しかし、メンタルヘルスの改善・向上の方法はこれらの心理的技法に限られたものではない。本研究では、メンタルヘルスの改善・向上のための方法として組織キャンプを捉えた。児童の組織キャンプ体験がメンタルヘルスにどのような効果を及ぼすのか、またそれらの効果の持続性について明らかにすることを目的とした。組織キャンプには30名の児童が参加し、6泊7日の日程で実施された。メンタルヘルスは西田・橋本(1999)によって作成された児童用精神的健康パターン診断検査(MHPC.2)により測定され、組織キャンプ体験の効果とその持続性について検討を行った。 |
| 4. | 中学生の水泳学習における学習方略の使用を規定する要因、及び学習方略の使用がパフォーマンスと動機づけに及ぼす影響 |
| 【戻る】 | ○村上 雅彦(琉球大学大学院) 中学生の水泳の授業を対象に、二つの学習方略、すなわちメタ認知方略と認知方略の使用がどのような要因によって規定されているのか、また、これらの使用がパフォーマンスや学習後の動機づけにどのように影響しているのかを明らかにすることを目的とし、調査を行った。分散分析と相関分析によって検討を行った結果、学習方略の使用とパフォーマンス、動機づけの密接な関係が見出された。 |
| 5. | 中学生のバレーボールにおけるアンダーハンドレシーブの技術認識と学習方略の関係 |
| 【戻る】 | ○諸見謝 尚、小橋川 久光(琉球大学) 中学生を対象にし、アンダーハンドレシーブを学習するときに、どの程度技術認識を行っているか、また、このことと学習方略の関係を明らかにすることを主たる目的としている。日常的に部活動で練習している部員と非部員との間に、15項目の技術認識の項目間に有意な差が見られた。技術認識と学習方略の関係は重回帰分析によって要因分析をおこなった。 |
| 6. | 福岡県国体選手の競技成績と国体前の心理的準備に関する調査 |
| 【戻る】 | ○渡邊 修(福岡大学)、山本 勝昭(福岡大学) 昨年熊本で開催された、第54回国民体育大会(熊本未来国体)への参加選手の競技成績と心理的準備について調査をおこなった。対象は福岡県代表選手464名の内、回答のあった168名(男子104名、女子64名)とした。本調査において、リラックス及び集中力効力感、メンタルコンディショニング、競技不安、緊張のコントロール、国体への参加価値観について、大会での競技成績との関連について検討をおこなったので報告する。 |
| A-1 | スイミングスクールにおけるストレスマネジメント教育の効果に関する研究 |
| 【戻る】 | ○小篠 洋子(メルヘンスポーツ)長 慶一郎、山中 寛(鹿児島大学) 本研究では、小学生を対象とするスイミングスクールおいて、ストレスマネジメント教育プログラムを適用する際の留意点と、その効果について検討することを目的とする。検討の指標としては、POMS簡略版による気分状態の変化、日常、競技場面の変化を含んだ内省報告を用いる。 |
| A-2 | チームスポーツのメンタルコンデショニング 〜試合前のメンタルコンデショニングについて〜 |
| 【戻る】 | ○下園 博信(福岡大学非常勤講師) 試合前のメンタル面を強化するトレーニングはどの競技においても必要であることが,多くの研究によって明らかにされている.本研究では大学ラグビーチームのメンタルコンデションについてDIPS-B.1の測定を行いながら,ラグビーに必要な戦術トレーニング,認知的トレーニングが試合前のメンタルコンデショニングにどのような影響を及ぼすのかを検討した. |
| A-3 | スポーツにおける個人志向性・社会志向性尺度の作成 |
| 【戻る】 | ○磯貝 浩久(九州工業大学)、徳永幹雄(九州大学) スポーツ場面での目標志向性の相違が様々なスポーツ行動に影響することが指摘されてきた。本研究では、スポーツ状況での社会適応的特性を意味する社会志向性、スポーツでの自己実現的あり方を意味する個人志向性について、測定尺度の作成とその信頼性・妥当性の検討を行うことを目的とした。大学生を対象とした調査結果からある程度有効な尺度が作成されたので報告したい。 |
| B-1 | スポーツ選手のメンタルヘルスに関する研究 |
| 【戻る】 | ○村上 貴聡(九州大学大学院)、徳永幹雄、橋本公雄(九州大学健康科学センター) スポーツ選手が試合で実力を発揮するためには、心理的競技能力と同様にメンタルヘルスが重要であると考えられる。本研究は、スポーツ選手のメンタルヘルス尺度を開発し、大会出場数やスポーツ意識等の特性や心理的競技能力との関係を検討した。その結果、尺度は競技場面は7因子、生活のコントロール面は6因子で構成され、メンタルヘルスが望ましい選手ほど心理的競技能力も優れていることが明らかにされた。 |
| B-2 | 運動・スポ−ツ経験によるライフスキル評価尺度の開発 |
| 【戻る】 | ○吉田 安宏(九州大学大学院)、徳永幹雄、橋本公雄(九州大学健康科学センター) 学校・社会において、運動・スポーツによる協調生や忍耐力といった日常場面に必要な能力の育成が期待されている。しかし、競技スポーツにおいては勝利志向が強いゆえに、ライフスキル獲得への指導が疎かになってはいないだろうか。本研究では、中学生から一般成人の運動・スポーツの経験とライフスキル獲得状況との関連性を評価することができる尺度の開発を試みた。 |
| B-3 | イメージ方略とバイオフィードバックのリラクセーション効果 |
| 【戻る】 | ○藤 征光(福岡大学大学院)、山本 勝昭(福岡大学) 本研究では、体育学部の学生を対象にし、先行研究において有効とされている2つのイメージ方略、温感のイメージ方略と日常的に起こり得る場面をスクリプト化して与える方略が緊張条件下の皮膚温自己制御課題においてのどのような生理心理的効果を及ぼすのかを目的とし、検討を行った。分散分析の結果、緊張条件下ではイメージスクリプトとして呈示した方略が高い皮膚温上昇を示す傾向がみられた。 |
| B-4 | 動的状況下における時間評価の特性 |
| 【戻る】 | ○伊藤友記(久留米大学研究員) スポーツ競技においては時間を正確に評価する能力が要求される場面が存在する。従来の時間評価研究は静的場面を扱ったものが多く,その特性を動的状況下で行われるスポーツ場面にそのまま当てはめることはできない。本研究は動的場面として走動作をとりあげ、動的状況下における時間評価の特性を明らかにすることを目的として行われた。その結果,動的状況下では静的状況下に比べて時間を短く見積もることが明らか となった。 |
| Home | 大会Index | previous (12th Program) | next (14th Program) |